いつまで続くかわかりませんが。
百人一首の記事を書きながら、いつも、古文の話をもっとしたいなあなんて思いつつも、そんな需要はこのブログにはないだろうと悩んでおりました。
そうはいっても、結構古文好きなので、何か発表する場はないかと思案し、昨今のコロナ騒動の中、Youtubeに挑戦する人が増えているらしいので、私もその波にのってみることにしました。
ということで、ペンタブレットと録音マイクをかって、ここ最近は動画を撮っていました。
学生向けの古典文法解説動画と一般向けに竹取物語を読んでいく動画をアップする予定です。
とはいえ、古文の説明の話なので、顔は出さずにパワポを説明しながら画面撮りをした動画です。
それにしても、このブログでもとにかく文章が長くなるのが傾向ですが、録音して分かったのが、話しても長い。
動画の編集とかできないのでマイクを前に一発取りですが、一番最初の動画から1時間以上しゃべってしまった。
また、どうしても普通の説明が嫌だという悪い性格が。
どうせ古文の文法説明するならと、とりあえず、高校生辺りにターゲットを絞っていくつか動画を撮影。
しかし、自分でもわかるのが、教科書的な説明が嫌いな性格。
本当は、教科書に載ってるような話をコンパクトにまとめる動画こそが喜ばれ、また、再生数が伸びるのでしょうが、どうしてもそういうのが嫌な自分がいます。
教科書ではこう教えているけど、そうじゃない的な説明に走る傾向にあります。
学校で教わる、こういう場合はこう訳すみたいな画一的なルールが嫌いなので、好き放題な説明をしているわけですが、それじゃ誰も見ないわな。
学校では聞けないいい説明していると思いつつも、最近の受験勉強は、情報革命と同時に方法論が精緻化しすぎて、みんなで同じことしながらその中でいかに上位に行くかみたいな感じになっているみたいだし。
他のYoutubeの古文の解説動画見たけど、私はこの時代にうまれたら古文好きにはなってないだろうな。
とりあえず覚えろ覚えろばっかり。
古文は面白いのですが、その面白さは、現代語に訳せない微妙なニュアンスが、なぜか同じ日本人としてわかってしまう所にあるんですけどね。
そう考えると、巧く訳せないけど、なんかわかる、っていう感覚が大事だと思うのですがね。
そして、その根底にあるのが、今につながる言葉の根本的な意味。
そこを解説する動画ですが、まあ、確かに得点には結びつかない。
というわけで、せっかくアップしたのに誰も見てくれないので、ここに貼っておきます。
古文の文法を解説して、その事項が登場する百人一首をはじめとした和歌を解説するという動画です(今後も継続してアップしていく予定です)。
古文の基本の説明
助動詞「き・けり」の説明と関連和歌の解説
助動詞「たり・り」の説明と関連和歌の解説
助動詞「つ・ぬ」の説明と関連和歌の解説
助動詞「む」の説明と関連和歌の解説