4000円の光目覚まし時計のレビュー


ネット上には高価な製品のレビューしかないので、アマゾンで最安値の光目覚まし時計のレビューを書きます。

私が購入したのは下記の製品でアマゾンで4000円です。

私は朝が弱いというか、寝てる途中で起きるのが嫌いです。

なので、目覚ましは必ず2つ付けて寝るのですが(といってもスマホ二つですが)、最近、お客さまから光の目覚まし時計というものがあると聞き、早速買いました。

勧めていただいたのは、フィリップス製の高い製品なのですが、そもそも私が寝ている部屋は日当たりが良くて朝はかなり明るくなるのですが、それでも全然起きられないので、半信半疑ということでアマゾンで一番安い製品を買いました。

結論から言うと、目覚めは良くなりませんでした。残念。

まず、この商品、セットした時間にアラームはなるのですが、その30分前から大きなLEDライトが徐々に明るくなっていくというのが売りです。

しかし、セットした時間の10分前に、セットした音量の半分の音量でアラームが鳴るというよく分からない機能が付いていて、そのせいで、大してライトが明るくない時点で一回起きてアラームを止めることになります。

結局そこで一度起きてしまうので、目覚めは良くないどころか、10分前に起こされてイライラします。これが致命的かな。

あと、この目覚まし時計、スヌーズ機能がない。

私は、会社員時代も含めて、スヌーズ機能にはお世話になりっぱなしでした。

多くの人がそうだと思いますが、目覚ましをセットする時間は、本当にギリギリの時間の30分くらい前だと思います。

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まじめな性格ゆえに、一旦起きてから、5分おきに時計を確認しながらも、ぎりぎりまでベッドの中でもぞもぞ30分くらい寝てたいわけです。

数年ぶりにスヌーズ機能なしの目覚ましを使ったところ、5分ごとに起きながら30分とか寝て何の意味があるのか以前からずっと疑問でしたが、その時間が非常に重要であることが分かりました。

これは、大発見ですね。

考えてみると、光の目覚ましですっきり起きれるようになった人たちというのは、朝起きなくてはいけないことを受け入れていることかもしれません。

私のように、朝起きるたびに、なぜ特に会議もないのに朝決まった時間に起きて出社しなくてはいけないのかとイライラして、しまいには会社を辞めてしまうような人にとって、朝がつらいのは、体が起きないからではなくて、なぜ朝起きなくてはいけないのかを納得していないからです。

したがって、音で起きるか、光で起きるかといった点は些末なところかもしれません。

寝る前には、冷静な真面目な頭で考えた結果、遅刻ギリギリの時間の30分前に目覚ましをセットするのですが、実際には30分前に起きる必要などないので、眠い頭で、本当のところ遅刻して問題があるかどうかを考えながら、「まあいっか」とまじめすぎる自分に30分の仮寝というご褒美を与えることが、精神衛生上非常に効果的なのだと思います。

最近は、予防医学の発展やらリスク・マネジメントやら不祥事からの防止対策の徹底やら、事前対策が全てで、謝罪の威力が弱いというか、「謝るくらいなら最初からすんじゃねー!」的な風潮が強くて、とにかく事前対策に負われる日々ですから、一応対策して義務を果たしつつも、そんな世間に疲れ切った自分にご褒美を与えるのが重要なんでしょう。

そういう意味では興味深い発見を伴う買い物でした。