3月14日の日記です。
最近はテレビをつけても、森友学園ばっかりですね。
私もワイドショーをいくつか見たのですが、ワイドショーを見ても、問題の中身はさっぱりわからないということが分かりました。
それにしても、森友学園の記者会見でのマスコミの態度。
森友学園側の態度もなかなかですが、マスコミの態度も相当ひどいですね。
それにひきかえ昨日のWELQ問題でのDeNAの会見。
この報道を見て思うのは、南場さんの人気ですね。
セクハラになるかもしれませんが、この人が女性っぽいからみんな好きなんですかね。
この人が出てくると、なんだか皆攻撃姿勢がトーンダウンして、「この問題を糧に原点回帰してがんばってほしいです」みたいな感じで、矛を収めます。
WELQ問題に対する怒り自体が「なんとなく大連合」でよく分からないものですから、攻撃しづらい空気が出来ると皆矛を収めるのでしょうかね。
それにしても、私は未だに、肩こりの原因が幽霊かもしれないという記事の問題点はわかりません。
一体何が問題なんでしょうね。
信じたのでしょうか。
それとも、自分だ大丈夫だけど、世の中にたくさんいるおバカさんは信じちゃうと心配しているのでしょうか。
アカデミー賞で俳優や女優さんがトランプの批判をしていました。
それを、勇気あるとか、カッコいいとか、言っている脳科学者がいます。
日本の芸人は、そういうことをしないから終わってるとかなんとか。
私はそうは思いません。
勇気があるなら、トランプなる愚か者に票を入れた人は馬鹿だとはっきり言うべきで、それを直接言わないのはどうなんでしょうね。
その人たちは正しい判断が出来ないかわいそうな人達で、その人たちが悪いんじゃないという憐れみを持っているのでしょうか。
電通の先輩が、
「CMは偏差値40の人にも理解できるものじゃなきゃダメ。この会社にいる時点で普通ではないと自覚しろ。世間にはおそるべき量のおそるべきバカがいる。そしてそれが日本の『普通の人』だ」
って言ってたの、一番役に立ってる教えの一つだ。
— はあちゅう (@ha_chu) 2017年1月30日
先日、こういうことを言って、予想通りに炎上した有名ブロガー(?)がいました。
この人を猛批判している人も、トランプの批判はしても、トランプに票を入れた人の批判は絶対にしないのでしょうね。
口に出すことは正反対でも心の中は同じなんじゃないでしょうか。
それだけは言ってはいけないといった類のタブーを犯さないという上辺の体裁が知性派でいるための条件なのでしょうか。
WELQの記事で実害が出てる医療記事もあるそうです。
ムカデにかまれたら、最低でも43度以上、できれば46度から50度程度のお湯を患部に当てると良いという記事があったそうです。
お医者さんの中には、ムカデに噛まれたと言って病院にくる人の中に火傷に似た症状を持つ人が多かったことに疑問を持っていた人もいたそうで、WELQのせいだと分かり憤慨しているそうです。
そのお医者さんも、あることだけは絶対言ってはいけないと固く口を押えながら診療したのでストレスが溜まってWELQに憤慨してるのでしょう。
言いたいことを言えない不自由な世の中になりました。
バカなことをした人にバカだと言ってはいけないのでしょうか。
言えないという人は、おそらく、世の中殆どバカ派か、そういう発言許せない派かは知りませんが、口ではいろいろ言いながら、心の底で人間を2種類に分けている人ではないでしょうか。
誰だってバカな間違いくらいします。みんなします。
バカな人間だからバカなことをするわけでも、バカなことをしたからバカな人間なわけでもないです。
「喜劇の本質は笑わせながら人を矯正するところにある」
これはモリエールの言葉です。
みんな同じだから、他人を笑って、自分を直すんですけどね。
上記のブロガーの無粋な発言に賛同する気は全くありませんが、だからといって、トランプを批判してもトランプ支持者を真正面から批判しないような卑怯な態度に同調する気も起きません。
権力者の批判なんて面白くもないし、社会の分裂を煽るだけで何の効果もないです。
愚かな西洋文化を真似する必要はないです。
何か言うのであれば本当に言いたいことを言うのが一番大事です。
昨日のやり取り。
私「肩こりの原因が幽霊かもという記事の何が問題かいまだにわからない」
妻「昔からそれ言われてるじゃんねえ」
私「???」
妻「右肩が守護霊で、左肩が怨霊だっけ?」
私「???」
妻「何なのその顔?」
私「何でもないです」