コロナの「37.5度以上4日間待機」ルールに関する議事録を見てみる


国会の議事録や厚生労働省の通知を見てみました。


はじめに

コロナに関しては、様々な情報が錯綜していますが、最近の話題に、「37.5度以上4日間待機」という目安について、4日間待たなくてはいけないというのは誤解だったという話があります。

このニュースは誰もがびっくりしたと思うのですが、個人的にはマスコミの報道にも問題があるんじゃないかと思ったので、各種議事録をあれこれ見直してみました。

マスコミの人たちは丁寧に議論を追ってるのだろうか。

大臣の答弁は不明瞭なところも多いですが、3月6日以降の厚生労働省の役人は明確に答弁していて、それ以降も全くブレていない。

その一方で、一部のPCR教の議員たちがかなり議論を振り回している。

つまり、マスコミが早々に議論を整理して不明瞭な点を正していれば、話はすっきりしたんだと思います。

主観を極力排除して、時系列で載せてみます。

2月17日の厚生労働の通知

リンク
ここで初めて37.5度以上4日間というガイドラインが登場。
抜粋

2月27日の衆議院予算委員会

リンク

○高橋(千)委員
(省略)
そこで、資料の一枚目が、今私がちょっと話で触れました相談・受診の目安なんですね。
それで、御相談いただく場合というのは、二のところに書いているんですけれども、以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者センターに御相談くださいと。三十七度五分以上の発熱が四日以上続く方ということで、なお、以下の方は重症化しやすいので、二日それが続いたら相談してくれということで、高齢者とか、糖尿病、心不全、呼吸器疾患の基礎疾患がある方などを、もちろん透析がある方などを指摘をしているんですね。
それで、私が気になるのは、お子様をお持ちの方へということで、小児については、現時点で重症化しやすいとの報告はないというふうに書いている。
だけれども、新型インフルエンザ対策のときは、一歳から小三までの子供はワクチンの優先接種に充てる、まして基礎疾患を持つ子供なら最優先接種ということを言っていたわけなんですね。
だけれども、今はワクチンさえないわけでしょう。そういうときに、子供は普通でいいよ、四日待てよというのは、これはやはり見直すべきじゃないでしょうか。

○加藤国務大臣
これは、それぞれの、小児とか、あるいは高齢者とか、あるいは妊婦の方とか、それぞれごとにやはりどういうリスクがあるのかということを専門家の方々に判断をいただき、中国の事例等々を踏まえると、ここに書いてありますように、現時点で特段重症化しやすいということではないということで、一般と同じということで書いてあります。ただ、もっとも、インフルエンザの場合もありますから、そこはなお書きで記載をしてくれ、これは医師会からも指摘をされておったということであります。

○高橋(千)委員
やはり、今、学校閉鎖というような事態まで追い込まれていて、保護者の中の不安というのは本当に大きいと思うんですね。ここの対策は、高熱が続いたのに四日待てというのはやはりやり過ぎだと指摘をしておきたいと思うんですね。
それで、もともと風邪も引けない方がいますよね。免疫抑制剤を服用している方々。こうした方がマスクがなかったら絶対まずいわけですよね。そして、病院に行って感染しちゃってもまずい。それはもう特別な対策が必要だと思いますが、いかがですか。

○加藤国務大臣
御指摘の免疫抑制剤を用いている方については、この目安においても、二日程度ということで、一般に比べて早くに対応していただきたいということでお願いをしているところであります。
また、マスクについては、今、増産の要請等、あるいは輸入の再開等をそれぞれお願いをし、確保すべく努力をさせていただいております。
ということで対応させていただきたいということで、まさに、免疫抑制剤等を使っている方は十分に、今申し上げたような目安もお示しをさせていただく中で、注意をしていただいて対応していただきたいというふうに思いますし、また、受入れ側においても、そうした方については、相談があったり、外来があったり、またPCRも含めてそうでありますけれども、しっかりその事情を踏まえた対応をお願いしていきたいと思います。

○高橋(千)委員
相談したけれども気をつけてと言われただけだというコメントがネットに載っていましたよ。本当に、絶対に風邪を引いちゃいけないという方たちがいるんだとわかっていらっしゃると思うので、そうした対応をしっかりお願いしたいと思うんですね。
先ほど来の、動線を分けるとか、いろいろな話の中で、やはり、だけれども、普通に病院にかからなきゃいけない人たち、つまり、コロナじゃない人たち、だけれども必要な人たちというのはいるわけで、その方たちが逆に感染をしてしまったり治療ができないというふうなこともあってはならないわけですよね。
新型インフルエンザ行動計画には、季節型インフルエンザは同時流行というシナリオがあります。今アメリカでもかなり蔓延をしているということがあるわけですよね。そうすると、コロナ対策でも当然そういうことを考慮しなければいけない。もうコロナかどうかということだけが気になって、症状があるのにインフルエンザの検査もしないみたいなことが現場で行われていて、いや、それはまずいでしょうということになるわけで、しかし、関係なければ熱があっても四日間待て、それもまた大変なことになるわけですね。
やはり、これは治療が必要な人にはちゃんと受けられることはやっていかなきゃいけない、これはいかがですか。

○加藤国務大臣 先ほどの目安の中でも、なお、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医に御相談くださいということをまずは申し上げさせていただいているところであります。
現在は、委員御承知のとおり、例年に比べてインフルエンザの流行が少ないといいますか、患者の方が少ないという状況ではありますけれども、これから患者が増加していくということも当然想定に置くし、インフルエンザだけではなくてさまざまな患者の方がいらっしゃるわけでありますから、その患者の方も十分踏まえた対応。
ですから、中には、もう病院ごと、これは新型コロナじゃない方のみを扱う病院、そういった対応もあり得ますよということはこの基本方針の中に書かせていただいておりますけれども、具体的にそれぞれの地域であらかじめ検討していかなきゃなりませんから、我々厚労省としても、それぞれの地域とよく御相談をしていきたいと思います。

3月1日の大臣記者会見

リンク)。

記者:
家庭内で注意していただきたいことのポイントについてお伺いしたいのですけれども、これはあくまで相談センターに相談した後の話なのか、そういうところを教えていただけますか。

大臣:
まず考えているのは、受診の目安というのを出させていただきました。したがって4日間たとえば熱や咳があってもまず自宅で様子を見て欲しいということを申し上げた、その段階でもちろんそういった咳や熱が出ていることイコール陽性ではありませんけれども、その可能性が疑われるわけでありますから、そういった場合の家族の対応の仕方を示させていただいたということです。

3月2日参議院予算委員会

議事録リンク

○福山哲郎君
医師の判断は、前回のたくさんブロックされていたものではなくて、緩和をして、医師の判断で、例えば熱が四日間じゃなくても、状況によっては二日目でもPCR検査を受けさせるみたいなことまで含めて広げたいということをさっき加藤大臣おっしゃったんですよね。どうですか。

○国務大臣(加藤勝信君)
今委員が言われたのは受診の目安ということでありますから、通常だと四日程度を超えて熱が続く場合、ただ、高齢者、基礎疾患等がある場合は二日ぐらいでという判断をお示しもしました。
それを踏まえて、そういった皆さんが相談支援センターに電話をされて、そして相談の、帰国者・接触者外来に行っていただいて、そして、そこにおける医師の判断として、今委員がおっしゃったように、総合的にまさに判断をして、PCR検査が必要であればそれを、これまでは保健所に一応経由をしてということ、これは物が経由ということだけじゃなくて、報告的な意味であったわけですけれども、今回の医療保険の適用ということであれば、保健所に一々通すことなく、それぞれの民間に出していただける。

3月3日参議院予算委員会

議事録リンク

○梅村聡君
感染拡大防止に対する対応というのは今一生懸命されていると思うんですが、同時にやらないといけないことは、重症者、死亡者をどう減らしていくかということだと思います。これ、WHOのデータ見ますと、致死率が八十歳以上の方は二〇%を超えているということですから、実はこれから問題になるのは特に介護施設ですね。それから、在宅の分野においても、そこで高齢者の方、毎日肺炎の方がたくさん出ておられます。この方々がこれから市中感染になってきますと、場合によったらこの方々をコロナウイルスのPCR検査もやることになるんだと思いますが、厚労大臣、じゃ、そういう施設や高齢者の方が実際にPCR検査を受ける手順というのは、具体的にこれどうするんですか。

○国務大臣(加藤勝信君)
これ、一つ受診の目安というのをこれまで示させていただいて、一般の方ですと、まず基本は、発熱等の風邪症状が見られるときは学校や会社を休んでいただいて外出を控える、これ大原則であります。その上で、一般的には、風邪症状や三十七・五度以上の発熱が四日以上続く方などなどについては、そうした状況を見た上で、帰国者・接触者相談センターに御相談くださいと。ただし、高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患等の基礎疾患がある方、透析を受けている方、あるいは免疫抑制剤や抗がん剤を使っている方については、二日程度の中で早めに受診をしてくださいということを申し上げておりますので、原則はそれに沿ってやっていただく。
高齢者の施設においては、御本人がという場合もありましょう、そこで働く職員の方が、中に、施設に入所されている方でそういう状況が起きれば、最寄りの帰国者・接触者相談支援センターに連絡をしていただいて、しかるべくその帰国者・接触者外来の方で受診をしていただくという、そういった対応をお願いしたいと思います。

3月5日参議院予算委員会

議事録リンク)。

○石川大我君
しっかりと経路が分かれているような、その感染が疑われる方と一般の病院に来られた方、これ分かれているということでよろしいでしょうか。

○国務大臣(加藤勝信君)
基本的に、新型コロナウイルスの感染の疑いがある方については診療の目安というのを出させていただいて、通常の方だったら、発熱、せき等が四日間続く場合には、まず帰国者・接触者相談支援センターに御相談をいただいて、そこから最寄りの帰国者・接触者外来を教えてもらって、そこに受診をしていただくと、こういう流れになります。

(途中省略)

○徳永エリ君
これまでの方針といいますか、高齢者の方は二日ぐらい様子見てくださいと、あるいはそれ以外の方は三十七・五度熱が出たときに四日ぐらい様子見てくださいと、そういうことでありましたけれども、高齢者介護施設の現場から、高齢者の対応について、PCR検査をもっと早くできないだろうかという声が上がっています。この二日待つのが相当しんどいというんですね。
介護に当たっている方々が、もし自分が、高齢者の方が新型コロナウイルスに感染していて、そこから自分が感染して、高齢者の皆さんを施設でお世話しているときにその感染を広めてしまうんじゃないかという危機感もありますし、それから、高齢者の方々、体力も弱っているので、二日間待っている間に体力が、体調が急変したりとか症状が急に悪化したりしたときに、非常に緊急の対応をすることが大変だということもありまして、死者も出ているということでありますので、高齢者の方が心配だったらすぐにPCR検査を受けることができるようにこの方針を変えていただけないだろうかという声がありますが、これはいかがでしょうか。

○国務大臣(加藤勝信君)
今委員のおっしゃっていたのは、PCR検査ではなくて、受診の目安の話だと思います。受診の目安では、通常は四日ということで、これ一般の方ですね、それで、高齢者とか基礎的疾患のある方については二日程度で、二日ということは、要するに熱が出た次の日には行ってくださいという、こういう趣旨であります。
それから、インフルエンザ等々があれば、これはもうもちろんそれなりの対応をしていただきたいということですから、いたずらにそこで止めていただくことを言っているわけではありませんので、むしろ熱が出たら次の日には必ず高齢者の方は、今回のケースでいえば新型コロナウイルスのための帰国者・接触者外来の方へ相談をいただいて、必要な診療を受けていただき、そして、場合によってPCRが必要であればやっていただくと、こういうことであります。

○徳永エリ君
受診の目安ということでありましたけれども、日本人って真面目なんですよね。だから、二日ちょっと様子見てくださいとか四日様子見てくださいと言われると、真面目にじいっとその期間待つ人が結構いるんですね。なので、ぽんとメッセージを出していても、その真意がなかなか伝わらないというところもありますので、そういった声には真摯に耳を傾けて、丁寧に説明をしていただきたいというようにお願いを申し上げたいと思います。(以下省略)

3月6日衆議院の厚生労働委員会

議事録リンク

○中島委員
(省略)
医療崩壊を招かないように十分注意はされて対応していると思うんですが、医療従事者の安全を守る観点、今も言ったように、医療従事者に蔓延してしまったらもうどうにもならないという状況の中から、二月十八日に厚労省が受診・相談の目安を示しました。発熱や風邪症状がある方、また、学校、仕事を休んで自宅待機四日以上、又は強いだるさ、息苦しさがある場合を目安にしておるということですが、今の時期は幸いインフルエンザはそれほど流行しておりませんが、風邪症候群等々が一定程度流行するこの時期、新型コロナウイルス感染症の不安が拡大している状況で、四日間自宅で我慢はやはり無理がある。

厚生労働省は、オンライン診療について、かかりつけ医から一定程度同じお薬を出されている方については条件を緩和しておるようですが、そういった自宅で待機している方、いわゆる熱がある方、こういう状況の中で、適切な対症療法薬の処方も私は可能にしていくべきだと。時限的でも構わないので、四日間、三十七度五分以下でありますが熱がある方に適切な対症療法薬が処方できるような、オンライン診療の適用の拡大を検討するべきだと考えますが、大臣の見解をいただきたいと思います。

○加藤国務大臣 
まず、目安のことでありますけれども、新型コロナウイルスに関しては、風邪症状や三十七・五度以上の発熱が四日以上続く方等々ということでありますが、なお現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときは通常と同様にかかりつけ医に相談をしてくださいということで、別にそちらをこれによって封じ込めているわけではないということをまず御理解いただきたいというふうに思います。
(省略)

(途中省略)

○岡本(あ)委員 
(省略)
三の一のところに、更に緩和をして積極的にということを周知はしてくださっておりますが、ここでも入院を要する肺炎というものがあるんですね。基礎疾患とか高齢者は加味されましたが、私は、四日以上、呼吸器が苦しくなっているということをもって、ここから先に入院が必要かどうかのワンステージのハードルがあると思うんですね。

三十九度、四十度出したら、それこそインフルエンザを疑って、こっちに来るよりもまずかかりつけ医に相談をした方がいいと思うんですが、一つは、入院を要する肺炎が疑われるというこのハードルが高いのか、いやいや、やはり有症者をしっかり、中重症者を診るためにはこのハードルは下げられないんだと思われているのか、この点をお答えください。

○宮嵜政府参考人 
(省略)
一般の国民の方がセンターの方に問い合わせて、そこから外来に行くかという流れのところは、まさに受診の目安ということでお示しさせていただきまして、要するに、すごくアバウトに言いますと、普通の風邪よりもすごく長引いて、あるいはすごく倦怠感が強くてというようなときには、普通の風邪ということではなくて、ちょっと心配してセンターに相談してくださいと。

その前段階として、普通、今の時期ですとインフルエンザとかの方がはやっていますから、そういうようなときにはまずインフルエンザでかかりつけ医にかかることもありますということも受診の目安で書かせていただいておりますので、そういう流れの中でセンターに相談して、国民の方は外来の方につながるということで、ここのお示しいただいた資料とちょっと観点が違うところがあるのかなというふうに受けとめさせていただきましたが、そういう状況でございます。

3月10日参議院予算委員会

議事録リンク)。

まさに話題の部分ですね。

○小池晃君
(省略)
今、政府は、まあ政府というか専門家会議もですけれども、三十七・五度、四日間は自宅で経過観察という、そういうことを言っています。
私も、軽症の患者さんが医療機関に殺到して医療機能が麻痺するようなことは避けなければいけないのは、それはそうだと思うんですが、特に高齢者に三十七・五度、四日間は自宅で経過観察、これは肺炎に移行するような重症の患者さんを見落とす危険性はないんだろうか、こういう対応でいいんだろうかというふうに思うんですが、上公述人はいかがでしょうか。

○公述人(上昌広君)
さすが先生、お医者さんですね。私、同感です。
これはコロナウイルスの対策であって、高齢者の健康の対策になっていませんね。インフルエンザやほかの風邪でも熱が出ます。高齢者の場合、場合によってはすぐ点滴しないと脱水になりますし、解熱剤を使わないと体力が落ちます。患者さんを見ずにコロナウイルスを見ていると思います。
初めて、免疫がないものですから、かかってしばらく免疫反応が起きないので、炎症反応が遅れるんでしょうね。そういう場合は臨機応変に対応しなきゃいけませんから、七度五分の基準というのは医学的に合理性がないと思います。

○公述人(尾身茂君)
その議員の四日の話、実はあの文書も、高齢者のことは例外規定をはっきり書いてあって、もう少しそれは我々も政府も説明すべきだったと思いますけど、はっきりもう申し上げたのは、四日というのは普通の人で、高齢者とか基礎疾患がある人は二日となっていて、もっと言えば、私、個人的にはもう初日でもいいと思いますけど、そうすると例のいっぱいになっちゃうということがあるので、まあこれは。
一般の人はなぜ四日かというと、日本で、国際医療センターなんかで実際の国内の患者を診た臨床科の先生だと、どうも今回の場合には症状が随分長く続いて、まあ五日ぐらいまで、で、症状が悪くなるのは一週間を超えてということがあるので、一般の人は三日ぐらいまで少し我慢していていただいて。
ただし、先生おっしゃるように、高齢者対策が肝ですので、高齢者については四日じゃなくてもっと前にして。さらに、症状で特にだるさというのがかなり今回の特徴と、あと、もう初日から、デーワンから息切れだとか息の速さ、こういうものについてはもう初日からというふうに、だってそこのところの説明はそういうふうに書いてあって、もちろん高齢者とそうじゃない元気な人と一緒にするという趣旨じゃないので、ちょっとそこが少し説明の仕方が悪かったと思いますけど、そこはそういうことで、十分、議員の先生のおっしゃる高齢者の方はほっといたらもっと悪くなる、早めにやるというのはもう私も大賛成です。

○小池晃君 
やっぱり公衆衛生と臨床医の発想というのはちょっと違うのかなという感じがして。
やっぱり私は、もう一日でも熱発したらば高齢者はやっぱり受診すると。あるいは、このケースでいうと、熱発していなくても肺炎に移行するような危険性のある症例もかなりあると言われているわけですから、僕はやっぱり、三十七・五度、四日、高齢者に二日としているとおっしゃるけれども、やっぱりこういう基準ははっきり撤回した方がいいんじゃないかと。やはり心配だと思ったら受診してくださいと。高齢者、真面目ですから、こういうふうに言われると我慢しちゃうと思うんですよ。僕は、これはまずいと。
専門家会議としても、是非この点はメッセージを出し直していただけないかと思いますが、いかがですか。

○公述人(尾身茂君) 
初日にすれば、あるいは、これは実は、私自身は臨床科の先生を交えてこの議論を随分したんですけど、実はこれは、実態としては、当時まだPCRの検査のキャパシティーがという現実的な問題も当然考慮しました。もっともっと、あるいはもう、そういうのは我々の、つまりどこかで判断しなくちゃいけないので、そのときには、いわゆる机上の空論だけをしていても実際的なレコメンデーションになりませんので、当時のキャパシティーを考えると今言ったようなことで、もちろん、これからいろんなデータが出てきたり、キャパシティーの問題で、先生おっしゃるように少しアジャストするという、また検討するということはみんなで考えてはみたいと思います。

3月10日大臣記者会見

リンクリンク)。

37.5度以上4日間の意味について、4日間待機しなくていけないというのは誤解だと述べています。

記者:
確認ですが、基本方針では風邪症状が軽い方は自宅でという表現はあったのですけれども。

大臣:
いや、それは誤解です。自宅で、というのは、受診の目安として4日程度風邪症状が続く場合には受診をしてくださいということを申し上げているということ、それからそうした症状がある方は外出を控えてくださいということを申し上げているものです。

3月11日衆議院厚生労働委員会

議事録リンク

完全にすれ違っている。

○山井委員
(省略)
具体的にお聞きします。例えば、四日間、三十七度五分とか、こういう一つの制約があるわけです。これは守らなくていいということになっていますけれども、多くの場でそれが一つの縛りに残念ながらなってしまっているんです。尾身副座長も、例えば三十七度五分、四日間でなくてもいいんだ、キャパシティーの問題だから、将来的には三日ということも検討する可能性があるかもしれないとおっしゃっているんですけれども、この四日の縛りを三日とか二日に緩めていくとか、検査のハードルを下げていく、このことについて、そういうことを検討されてはどうですか。

○加藤国務大臣 いや、検査の話じゃないんです、それは。診療の目安を申し上げているんです。それによって、少なくとも四日続いたら必ず行ってくださいね、そして高齢者や基礎疾患がある方は二日、そうした状況があれば、あるいは倦怠感が強かったりしたら行ってくださいという、少なくとも一つの目安を出させていただいているので。また、インフルエンザ等がありますから、そういったことが疑われれば、通常のように、特に、かかりつけ医にかかってくださいということを申し上げている。その話と検査の話を一緒にしていただくと、これはぐちゃぐちゃになってしまうんじゃないかというふうに思います。

スポンサーリンク

そこは我々も、診療の目安は目安、そしてそれを見ながら、感染拡大がないように、帰国者・接触者相談支援センター、あるいは帰国者・接触者外来に行っていただいて、そこで必要なPCRをしっかりとつなげていく、こういう流れをお願いさせていただいているというところであります。

3月13日厚生労働省の事務連絡

リンク

37.5度以上4日間について、機械的に運用するのではなく、柔軟な対応をしろと通知。

抜粋。

「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」(※)(以下「相談の目安」という。)は、それに該当する方が「帰国者・接触者相談センター」へ相談することを促すためのものです。「帰国者・接触者相談センター」において「帰国者・接触者外来」への受診調整を行う際に、一律に相談の目安を適用するのではなく、相談の目安に該当しない方であっても、その方の状況を踏まえ柔軟に判断し、「帰国者・接触者外来」の連絡先等を伝達いただくなどの運用を行っていただくようお願いします。
※ 37.5 度以上の発熱が4日以上続く方 等

3月16日参議院予算委員会

議事録リンク

○蓮舫君
熊本県の初の感染者の女性は、せきや高熱が出ているのに三つの医療機関をたらい回しにされていました。その間、車を運転した父親は娘から感染して二例目になった。そして、これは母親も感染をしています。広島では、三つの医療機関を七回受診したにもかかわらず症状が改善せず、四つ目の医療機関でようやくPCR検査、陽性の確認。ほかにも、亡くなった後に検査をしたら実は陽性だったという事例も出てきています。
検査が遅れ、重篤化、死亡するって絶対にあっちゃいけないんですよ。三十七・五度以上の熱が四日続くまで家にいてくれ。この要件、総理、そろそろ緩和するべきじゃないですか。

○国務大臣(加藤勝信君)
これは、一つの受診の目安、相談の目安として出させていただきました。
したがって、少なくともそうなったら必ず診ていただきたいということと、それから、外来等に一定以上集まることによって医療崩壊が起きないということの担保ということも含めてでありますが、ただ、高齢者等については二日、あるいはインフルエンザとかそれ以外の風邪についてはもちろん通常のように受診をしてくれということでありますから、基準は基準でありますけれども、その中でそれぞれの状況に応じて弾力的な運用をしていただきたい、このことも改めてそれぞれ保健所等にも通知をさせていただいているところであります。

○蓮舫君 
その通知が全く功を奏していないんですよ。六枚目の資料です。
和歌山県は、徹底した早めに検査を行って、とにかく感染拡大を、重篤化を防ぐと頑張っている。資料を単純に計算すると、全国で相談に比べて検査実施割合は僅か三%なんです。肺炎の疑いがあれば積極的に検査をしている和歌山県は、その割合三四%。仁坂知事は、症状が出ても四日間自宅で安静にしなさいという国の方針にだけは従えない、早めに検査をしないと感染者が知らずに周りに感染させるリスクがあると発言しているんです。
昨日、滋賀で、三日に発熱で受診したが検査をされず、その後、症状が回復せず十四日に感染疑いとなり検査して陽性となった男性、その間六日間、仕事に出ています。
こういう二次感染を防ぐためにも、私は、要件はそろそろ見直すべきだと思うし、検査を多く実施し、新規感染者が、感染から回復した者の方が多くなれば、早期検査、軽症患者の隔離の在り方を徹底して更なる感染拡大を防止できるし、総理、PCR検査を多く実施することで多くの症例から治療法を迅速に確立することができると我々は提案しますが、総理、いかがですか。総理、総理の感覚、考えを聞かせてください。総理の考えを聞かせてください。なぜ答えてくれないんですか。なぜ逃げるんですか。

○国務大臣(加藤勝信君)
まず大事なことは、医師がしっかりとした判断をしていただくことがベースにならないと、PCR検査だけが先行くのではなくて、医師の判断があった必要なことに対してしっかりとPCRが行われる、このことが非常に大事であります。
それについて、これまでもしっかりと我々周知を図っておりましたが、ただ、個々にはいろんな事例があることは承知をしておりますので、それについては一つ一つ対策を打っていきたいというふうに思っております。

○内閣総理大臣(安倍晋三君)
厚労大臣から答弁をさせていただいたように、まずは、とにかく医師が判断をし、PCRが必要かどうかという判断をしていただきたい、これは基本的な考え方でございます。
その上で、様々な事例があったこと等は受け止めながら柔軟な対応も必要だろうと、このように考えております。

(途中省略)

○高木かおり君
(省略)
そのときに、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解という中で、帰国者・接触者相談センターに直ちに御相談してくださいという事例の中に、熱が三十七・五度以上で四日間続いたらということがあります。でも、これ、三十七・五度と三十九度では違う。これを、例えば三十九度の熱を四日間様子見る、これはなかなか苦しいと思うんですよね。
そういった素朴な疑問も国民の皆様の声から上がってきているということで、やはりそろそろ国民の間にこの検査に対する正しい認識、これを、例えば何となく不安だから検査をする、そういった方々が例えば病院に大勢集まるようなことになれば医療崩壊が起こってしまいますし、そういった意味でも、厚労大臣、医療体制の崩壊招かないためにも、政府は冷静にこの検査を、検査を正しく受ける条件ですとか、そういったことをやはり国民の皆様にしっかりお示しするべきではないかというふうに思いますが、この点についてどうでしょうか。

○国務大臣(加藤勝信君)
相談、今委員お話しの相談、受診の目安、これは先月の十七日に専門家の皆さんとも御相談した中でお示しをさせていただき、そうしたパンフレットも配らさせていただいているところでありますけれども、今委員御指摘の風邪の症状や三十七・五度以上の発熱が四日以上続く、これ、今回の新型コロナウイルス、風邪症状が非常に長く続くというのが一つの特徴だということを捉まえて、四日以上続くのであれば必ずむしろ相談をしてくださいという目安でもあります。
同時に、例えば、今、例年に比べるとインフルエンザの流行はそんなではありませんが、インフルエンザになるとかなり高熱が出るわけであります。そういった場合については、インフルエンザ等の心配があるときは通常と同様にかかりつけ医等にも御相談くださいということを申し上げているところであります。
もう人によってそれぞれいろんな状況が違うので、全て一律にということはありませんけれども、今回の新型コロナウイルスの特徴を踏まえながら、こういった点には留意をしていただきたい、あるいは、特に高齢者の方は、四日ではなくて、二日程度続く場合にはしっかり相談していただきたいと、こういったことを示させていただいておりますし、その辺も含めてしっかり周知、更に図っていきたいというふうに思います。

3月17日参議院予算委員会

議事録リンク)。

○石橋通宏君
私の知人からも、電話したけどつながらない、電話したら、今なおしゃくし定規に、四日間三十七・五度以上が続いていないので、あなたはまだ、もう一回掛け直してください。大臣、言われています。
これ、改善、必要ではないですか、大臣。

○国務大臣(加藤勝信君)
今の委員の中に二つの意味があるんだと思います。要するに、四日の基準を変えるべきだという話と、それから相談の支援センターにおける、何といいますかね、四角四面の取扱い、これを変えるべきかという話があります。
後者については、我々も、そういったお話がありましたので、そこはいろんな事情を聞いていただきながら弾力的な柔軟な対応をお願いする、したいということを改めて通知で流させていただきました。
それから、受診や相談の目安については、これ、専門家ともお話をしました。しかし、やはりこれは今のままでやっていくべきではないかという、こういう指摘をいただいたところであります。

(途中省略)

○浅田均君
もうここまでにしますけど、私だって風邪引いたような症状があって無症状病原体保有者であり得る可能性はあるわけです、熱が出ていないから別に何も言いませんけどね。ここにおられる方々だってPCR検査みんなやったら病原体保有者出てくるかも分かりません。そういう方々も対象になってしまうんではないかという懸念を表明しているわけですが、御理解いただけますか。

○国務大臣(加藤勝信君) 多分それは、多少症状があるということになるので疑い者になって、かつ、まあ通常の風邪も今はやっていますから、これ峻別しなきゃいけませんけれども、したがって、まあ四日間ぐらい熱が続いたりせきが続いたりすると、よりその可能性が高いですねと、これは目安を出させていただいておりまして、そういう状況であればお医者さんに行っていただいて、お医者さんといっても帰国者・接触者外来へ行っていただいて、そこで受診をしていただいて、ちょっと怪しいねといったらPCR検査を受けていただく。ただ、そのときはもう症状出ていますから、これは無症状ということにはならないということであります。

3月17日衆議院の厚生労働委員会

議事録リンク

これは、まさに37.5度以上4日間というガイドラインが何かについて議論しています。

○加藤国務大臣
(省略)
ただ、今先生がおっしゃった、まさに帰国者・接触者相談支援センターに電話をしました、そうすると、相談の目安、受診の目安で、三十七・五度が何日続いていますか、三日です、じゃ、もうあと一日、二日見てくださいというのが確かにあったという指摘も、これは私どもも聞いております。

したがって、そういったケースにおいては、状況にもよると思うんですね、ちょっと熱があるけれども普通にやっていますよという方と、かなりせき込んでいたり倦怠感があったりということ、そこをよく聞いていただいて、適宜、柔軟に、四日ということだけで見るのではなくて、まさに総合的に勘案をしていただいて、つないでいただく。

それから、つないでいただくときも、例えば、また電話してもらうということではセンターも大変ですから、場合によっては、ちょっと待って、もう一日様子を見た上で、それでも続くんだったらこちらに電話してくださいとか、そういう柔軟な対応をしていただくということで、改めて通知も出させていただいたということであります。

○岡本(あ)
委員 私のが杞憂に終わればいいんですが、やはりちょっと相談センターの方でハードルがあるなと思っています。

ちょっと担当の方にお聞きしますけれども、ここで、三日、四日たたないとだめなんだよという根拠をお示しください。

○宮嵜政府参考人 お答え申し上げます。

相談・受診の目安のところは、四日たたないとだめとはどこにも書いていなくて、申しわけないんですけれども、普通の風邪だなと思っていたんですけれども、それよりも長く四日以上熱があるとか、そういうときに新コロナかなと考えて相談してくださいと。

そのときも、いろいろ持病がある方とか基礎疾患がある方は二日でとか、あるいは、そもそも受診行動としては、この時期でしたらば、当然、熱が出たら、風邪かな、インフルエンザかなと考えるのが普通ですから、まず、そこのかかりつけ医に行ってまず診てもらってくださいというようなことも含めてパンフレット、チラシをつくらせていただいているので、あくまでも、今回の新コロナウイルスの特徴が、普通の風邪よりは長引くとか、あるいは全身倦怠感が普通の風邪より強いというような特徴を捉えて、そこを強調して、そういうときには、普通の風邪だなと思ってほっておくんじゃなくて、四日たっても下がらなかったらかかってください、そういう趣旨でつくらせていただいているものでございます。

○岡本(あ)委員 
私、伺っていたのは、インフルエンザだと、熱が出て翌日あたりだと検査をすると出る、でも、熱が出たその日に行って検査しても陽性、陰性がわからない、コロナの場合はもうちょっと期間がたたないと陽性、陰性という判断が出にくい、だから、三日、四日様子を見た方がいいと聞いたんですが、それは間違いですか。要は、症状があって検査をすれば陽性、陰性という判断はできるものでしょうか。

○宮嵜政府参考人 
お答え申し上げます。

この新コロナウイルスの場合、症状が出てから何日目ぐらいからウイルス量が多くなって検査が出るかというのはまだわからないところもありますので、明確に、四日たたないと検査してもほとんど陽性に出ないとか、そういうことではなくて、そもそも、相談とか受診の目安というのは、普通の風邪よりも長いなとか、普通の風邪とちょっと違うんじゃないかと思ったときには迷わずに相談してください、そういうような趣旨でつくらせていただいているものでございます。

○岡本(あ)委員 
そういう御答弁であれば、三日、四日という言い方は一切要らないんだと思うんですね。いまだにコールセンターですとやはり四日、四日というルールがなぜか定着しちゃいましたけれども。最初は、私、三日、四日たたないと、検査をしても、陽性、陰性、判断の、適合が定かじゃない、だから様子を見てくれということだと伺っていたつもりなんですが、それがないのであれば、三日、四日続くということ自体が要らないんじゃないでしょうか。

症状があって、今苦しい。まあ、入院を要するような、もうつらくてつらくてというんだったらそれこそ入院を要するレベルですけれども、やはり、熱がある、そして呼吸器症状がある、きのう、おととい、二日ぐらい続いていて気になっている、かかりつけ医に言っても、ちょっと今怖いので検査を受けた方がいいよ、それで相談センターに言っても、いやいや、四日待ってくださいみたいな話がいまだに残っているということ自体が問題だと思うので、この日にちということ自体を撤廃という判断は、大臣、どうでしょうか。

○加藤国務大臣 
これは、かなり専門家の方に議論していただいて、普通の風邪だと一日、二日、三日ぐらいで改善する、これはかなり長く続くということ等々を踏まえながら、一つの目安というのを出させていただきました。その背景の一つには、今局長が答弁させていただいたように、風邪だから大丈夫だよねみたいな形で三日、四日、五日過ぎてもらっては困る、少なくとも四日ぐらい続くのなら必ず受診してほしいということが一つであります。

それから、一日目で、風邪症状なんだけれどもということで、みんなが帰国者・接触者外来に来ることになると、その方が、本来風邪だったにもかかわらず、そこに違う疑いの者がおられると感染してしまうというリスクもあります。その辺も含めて、どう全体としてやっていけばいいのかということで、専門家の方が、四日というのは一つの目安になるのではないんですかと。

ただし、倦怠感があったり、別途、今お話があったように、かなり症状が悪化したら、これはまた別問題。

それから、高齢者について言えば、二日程度と言っていますけれども、高齢者でもいろいろな高齢者がおられます。基礎疾患のある方も、かなり厳しい状況の方であれば、そういう方は即日受診していただいて、対応していただく。そこは柔軟な書き方をさせていただいております。

加えて、ことしはインフルエンザ等は余り流行していませんけれども、インフルエンザの可能性もあるわけでありますから、そういう場合にはきちんと普通のかかりつけ医を受診していただくということであります。

そこは、まさにケース・バイ・ケース、最終的にはケース・バイ・ケースということになります。

ただ、委員御指摘のように、いささか帰国者・接触者相談支援センターで四日という基準で機械的にやっていたところがあるというのは私どもも承知をしておりますので、そこは、そうではなくて、まさに弾力的に柔軟に対応していただきたいということを改めて通知をさせていただいているということであります。

3月18日衆議院の厚生労働委員会

議事録リンク

○岡本(あ)委員
(省略)
あと、昨日、相談センターから接触者外来、そして検査につなげる中で、熱が四日以上続くということは必ずしも言っていないような御答弁があったと思います。必ずしもその四日というのが条件ではないとおっしゃっていたかと思うんですが、大臣、そのお答えは変わっておりませんでしょうか。

○加藤国務大臣
(省略)
それから、今の御質問の件でありますけれども、受診・相談の目安というのはお示しをさせていただいております。それは、それぞれの国民の皆さんが、熱が四日以上たったら行ってくださいということでもあります。

それを踏まえて、帰国者・接触者相談支援センターにおいてもいささかそれにこだわった対応をされていたというのを我々も承知をしたものですから、むしろ、一律的にそれを適用するのではなくて、いろいろな事情を聞いていただいて弾力的に対応してくださいということの通知は出させていただいているところであります。

○岡本(あ)委員
(省略)
そして、その次の項目として、三十七・五度以上の発熱が四日以上続いていたら相談センターに来てくださいというフレーズも残っています。決して四日までは待たなきゃいけないということじゃないんだよというところは、なかなか伝わっていないのかなと。条件とすれば、高齢者、基礎疾患のある方については二日ということは入っておりますけれども、四日という言葉がひとり歩きするということについては懸念を持っておりますので、正しく伝えていただきたいと思います。

この国民の皆様へのメッセージの表現の仕方についてはいかがでしょうか。そのメッセージ自体、今手元にないかもしれないんですが。これは担当局で結構ですが。

○宮嵜政府参考人
お答え申し上げます。

メッセージ自体は、大臣の方からもお答えさせていただいておりますが、全然間違ったことは書いていないとは思うんですけれども、伝わり方という面で、なかなかうまく伝わりにくいということであれば、表現の工夫も含めてちょっと検討したいと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、メッセージ自体はそんなに間違ったことを書いてあるわけではございませんので、ちょっとそこは検討させていただければと思います。

○岡本(あ)委員
発信する側が間違っていないかどうかよりも、受けとめる方に誤解を生じさせないかという点にぜひ視点を置いていただきたいと思います。
(省略)

3月22日厚生労働省の事務連絡

リンク

これは、37.5度以上4日間に関するピンポイントな事務連絡。

以下抜粋。

○ 帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安として、「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方」「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方」を挙げていますが、両方の条件がそろわないと相談できないと受け止められているのではないかとの声もあります。これら2条件がともにそろった方ではなく、どちらかの条件にあてはまる方には、帰国者・接触者相談センターまで御相談いただき、帰国者・接触者外来への受診調整を行う等の対応をお願いします。

○ また、目安では「風邪の症状や37.5度以上の発熱」のある方については「4日以上」となっているので、「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)」のある方についても、4日以上続くことが必要と受け止められているのではないかとの声もあります。「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)」のある方には、直ちに帰国者・接触者相談センターまで御相談いただき、帰国者・接触者外来への受診調整を行う等の対応をお願いします。

3月31日参議院厚生労働委員会

議事録リンク

ここで、誤解であると訂正しなかったのは良くない気がする。

○川田龍平君
参議院議員の川田龍平です。今日はマスクをしたまま質問させていただきます。聞き取りにくかったら外しますが。
私も、元々HIVに感染をしていることもあって基礎疾患がありますので、大変感染症についてはふだんから気を付けておりましたが、今月の初旬にちょっと熱が出まして、三十七・五度、三十八度と熱が出て、ちょっと国会も一日休むことになってしまったんですが、やっぱり病院に問い合わせても、やっぱり四日間三十八度を超えていないと、あっ、三十七度か、三十八度を超えていないとPCR検査はしないということになっているということで検査はしなかったんですが。私も、やっぱり非常に周りの人に感染させてはいけないという思いで、やっぱりちょっとできるだけ不要不急のものはしないとか会合にもできるだけ出ないようにしていたんですけれども。
比較的、今回の風邪と同じようなやっぱり症状が起きるこの新型コロナについては、やはり本当に病院がパンクしないことというのがすごく大事なことだと思いますので、特に私も病院の検査、定期検査、三か月に一回行っているんですが、それも遅らせて、本当に今、自分のかかりつけの病院というのがちょうど感染症のこういう外来や何かもありますので、そういう意味では、やっぱりそこに行くと、逆にそこの発熱外来に行くことでまた余計に感染してしまうんではないかということも恐れて、そういう意味ではなかなかそういった発熱外来に行くこと自体も僕はちょっと余り行かないようにしていたんですが。
そういう意味で、やっぱりこの感染しているかもしれないという人がどのような状況で病院に行くべきなのか。特に、それから現場の人、現場の人が、今、陽性者だということが分かったときにどういった対応を医療機関が取るべきなのかということについて、これはおさらいですけれども、質問しておきたいと思います。

○政府参考人(宮嵜雅則君) 
お答え申し上げます。
今委員からもございましたが、受診の相談の目安とか受診の目安を示させていただいております。
その考え方としては、もう委員からもお話ありましたが、いきなり外来に殺到して逆に感染のリスクが上がるとか、あるいはいきなり来られて医療従事者の方もリスクが上がるとか、そういうことも含めて示させていただいておりますが、一方で我慢すればということでもなくて、今の時期でしたら当然風邪とかインフルエンザを疑って早めにかかることがあると思いますけれども、段階を追って、問題があったらセンターに相談してというような、そういうことをしていただきたいということで示させていただいておりますので、それも含めて、最終的にはそれぞれのところで柔軟に御判断いただくというのが一番大事だなというふうに思っております。

4月8日コロナ専門家有志の会

メッセージのリンク

このメッセージが全てを台無しにした気がします。

終わりに

以上、現在ネットにアップされている国会の議事録を見てみました。

確かに、最低4日間は自宅で我慢しなくてはいけないというのは誤解だと、何度も答弁して、通知を何回も出してはいます。

しかし、訂正すべき相手の発言を流していたり、誤解を生みかねない表現をしていたりもする。特に最後のはひどい。

ただ、個人的なポイントはそこではなくて、マスコミの中に、こういった議論を丁寧に追っていない、もしくは、まったくついていけてなくて、一部のPCR大好き議員のように、思い込み全開で仕事をしてた人がたくさんいたんじゃないだろうか。

マスコミさえしっかりしていればだいぶ前の段階で整理できてた話の気がする。

いちいち議事録まで見ないといけないのか。

コメンテーターとかいらないから、議論を正確に伝えてほしいですね。