糖質制限で痩せるのは間違いないみたいです。それはいったいなぜでしょうか。
メインブログの次の記事は、糖質制限がらみの論争の中から体重変動のみを取り出して考えてみたいと思っています。
ただ、私の中で結論は出ていています。
おそらくというか、個人的な見解としては間違いなく、糖質制限を始めると、はじめのうちは摂取カロリーが大幅に減るんだと思います。
私は、焼肉に行っても、白いご飯がないと肉食べられません。ご飯がなくなると、肉が焼けても、おかわりが来るまで待っています。
そういう私見たいな人が糖質制限すると、減らした炭水化物を補うだけのたんぱく質と脂質を取らなくなるのだと思います。
食べたいものを食べたいのであって、食べたいものが食べれないからといって、食べたくないものでお腹いっぱいにするはずがない。食欲というのは、なんでもよいからお腹いっぱいにしたいという欲ではないでしょう。
痩せたいと一大決心したを炭水化物好きの人が、炭水化物を制限したら、無意識のうちにトータル食事量も減っているのだと思います。
脂肪の代謝が悪い人は、糖質制限で脂肪燃焼スイッチがオンになるというのはあるかもしれませんが、世の中みんなが肥満ではない。
結局のところ、摂取カロリーが大幅に減って、それで体重が減るのであって、太るのは糖質で脂質は太らないから、という理由は間違っていると思います。
糖質制限肯定派のこの点に関する説明は非常に良くないと私は思います。
糖質が体脂肪に代わる仕組みを丁寧に説明するとともに、糖質制限下で脂肪がエネルギーに変えられる仕組みも丁寧に説明されます。
ここで、読解力のない人は、「なるほど、糖質は体脂肪に変換される一方で、脂肪は摂取してもそのまま体脂肪として蓄積されるわけではないのか、なんて科学的な説明なんだ!」となるのでしょう。
ただそれは、かなり砕けた言い方になりますが、糖質については消費カロリーを超える部分の話で合って、脂質については消費カロリーの枠内の部分の話です。
余剰分の脂質は体脂肪になりますし、エネルギーとして利用される糖質は脂肪になんてなりません。
結局カロリーが全てという結論は変わらない。というか変わるはずがない。