2016年5月17日の日記


5月17日の日記です。

今日の話ではないのですが、先日本屋に行きました。

特に用もなく時間つぶしに行ったのですが、今自分の中では、イギリスによる世界支配と資本主義の崩壊がブームなので、せっかくだしと経済とか金融のコーナーに行ってみました。

そしたら、本の山。

経済学者だかジャーナリストだか新進気鋭のエコノミストだか人気ブロガーだか、わけのわからない本が大量に出ていて、立ち読みする気にすらなりませんでした。

何を手に取って良いのかもわからないし、全部が全部しょうもない本というわけではないのでしょうが、ネットで下調べしないと、とても買う気にならない。

大量に情報があふれている中で、もっとガイド的な機能を書店が持たないと、どんどん書店離れが進むのではないかと思います。

書店VSアマゾンというのは、リアルな場所で本を売ってるかネットで本を売っているかの違いではないと、うすうす気づいていたものが非常にクリアになりました。

両者とも大量の情報と顧客の間に位置するのでしょうが、そこで顧客に対して提供する機能が違い過ぎる。

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目的の無い人があの状況で選択するのは厳しい気がします。もちろん、筋トレ本のように、実際に見比べて買いたいジャンルもありますけどね。

ただ、立ち読みしながら本を選ぶという文化は減少するのもやむを得ない気がします。

漫画の最新刊等、すぐに読みたい本を買いに行くという行為はありそうですが、アマゾンさんがスマホを通して音声で、「西遊妖猿伝の最新刊がもうすぐ発売ですが、発売日に届くように予約注文しますか?」なんて聞いてくる日も近そうですから、やはり、書店の売り上げ減少は止められそうもないですね。