2017年7月11日の日記


7月11日の日記です。

先日の日記に書きましたが、まだ『うる星やつら』読んでます。

隙間時間があれば読んでいるのですが、Netflixでスーツというドラマを見ていることもあり、全34巻、一向に読み終わりません。

さすがに飽きてきました。

ただ、思いました。

ブログを書こうとするも何も書けないのですが、その理由にすぐに思い当たります。

というのも、ここ1か月くらい、空き時間をすべて漫画と海外ドラマに費やしているせいで、何も考えていないわけです。

何も考えていないので、何も書くことが無い。

やはり、インプットあってのアウトプットなんだなと、しみじみ思いました。

というわけですが、そうはいっても、何も考えていないわけではないだろうと思い、がんばってみても、思い出せるのは炎上ネタばかりですね。

最近は、何につけ炎上ばかりで、落ち着かない世の中になりました。

結構話題になったのが少年ジャンプの表現規制。まあ、エロ漫画を有害だとして出版社に抗議する人たちは昔からいますけどね。

過激すぎる?「少年ジャンプ」のお色気表現に賛否 「息子には読ませない」「エロは成長に必要」

発端は、紙面を見て驚いた弁護士の女性が、集英社への抗議を呼び掛けたことから始まる騒動のようです。

スマホやパソコンをいじればいくらでも有害情報が出てくる現在、今更、少年ジャンプに抗議するというのも、なんだかなという感じです。

私は、小学校低学年の頃、耳が良く聞こえないといってずっと耳鼻科に通ってましたが、今となって思い出せば、待合室に置いてあった少年マガジンの胸キュン刑事が見たかっただけです。

みんなそんなもんでしょう(違うのか?)。

この件に関しては、漫画家の江川達也先生の意見に全面賛成です。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=739348526268108&id=100005789020536

抜粋すると

ダメな漫画だからと言って読ませないのは、間違ってる。
いろんなモノを読むことで人は大人になるのだ。
学校の間違った情報だけ頭に入れた子供は、下らない大人になるのだ。

頭の悪いインテリの人の教育上よい作品と、頭の良い人が選ぶ教育上よい作品は真逆かもしれない。
馬鹿は禁止する。
賢い教育者は、評価をして、自由に読ませ、考えさせる。
禁止する者は、子供の能力を低く見ている。
低く見て虐待する。
大事なことは、子供に自分で考えさせることだ。
子供に自分の心の中を表現させることだ。
自分の無意識を意識させることだ。
禁止を語る人は、相当知能が低い教育を受けてきたのだろう。可哀想なくらい頭の悪さが出てくる語りだ。

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ちょっと過激だけどほぼ同意。これは真っ当な意見。

なんですぐ禁止しようとするのだろうか。

また、「許せません」とか、「どうしてこんなことが放置されているのでしょうか」などと、丁寧な言葉で、湧いてきた怒りを抑えきれずに表明している人達を見ると、その燃え盛りながらふつふつと湧いてくるマグマのような怒りをそのままにはしておけない切迫感が伝わって来て、本当に怖いです。

2ちゃんねるなどでの、「死ね」とか「ぶっ殺す」といった、言ったら終わりにするやりとりの方がよほど健全と感じられ、安心してみていられるのは私だけでしょうか。

ネット上で散見されるこういった論調、突発的な悪態の応酬ではなく、抑えきれない怒りの表明をみていると、テロや原理主義が流行るのもわかる気がします。

何でそんなに怒ってるのか知りませんが、とにかくはらわたが煮えくり返っているのでしょうね。

ただ、悪い奴を、殺して、殺して、殺しまくると、善良な社会が実現するとでも思っているでしょうか。

そうじゃないでしょう。

まあ、やれ自由だやれ民主主義だと浮かれていた古代アテネも、厳格教育&質素倹約&国民皆兵のスパルタにぶっ潰されましたから、何でもかんでも自由が良いわけでもないのでしょうけどね。

ネット上のネタニュースなので真偽のほどは不明ですが、

取引先からの「何卒よろしくお願いします。」に、「早稲田卒です、よろしくお願いします。」と返信する新入社員がいる時代ですからね。

カリカリせずに、笑って受け流すのも大事です。

『うる星やつら』が読み終わったら、次は『タッチ』に行こうかな。