アメリカAmazon.comで買ったシューズの自己都合返品手続き


無事返金されたので備忘録。誰かの役に立てば。

なお返品したのは筋トレ用のシューズです。

シューズは履いてみないとわからないからと割り切って買ったのですが、案の定というか海外製シューズにありがちですが、幅が小さすぎて、結局返品しました。

不良品が来たとかではなく、Amazon側に何の落ち度もない完全に自己責任の返品です。なので、返品理由を選ぶところで、何のコメントも入れずに、Too smallというのを選んで手続きしました。

したがって、送られた商品に何にも問題が無い以上、全額返金とはならなかったのですが、商品代全額に加えて送料分として15ドル返金してくれました。元々の送料が13ドルくらいでしたので、結論としては、商品をアメリカに送り返すEMSの国際送料分だけ自腹になったような感じです。

返品リクエスト処理をアマゾンの画面上でした段階で、送料の返金額は15ドルと表示されたので、まあ、自己責任だからしょうがないと受け入れる一方で、それ以上の手続き、つまり、返品物発送後に、実費でかかった返送送料をメールで伝えるといったやり取りは一切していません。

返品手続き全体を通じて、カスタマーセンターとのやり取りは一切していません。

そのため手続き自体は簡単でした。

返品物の国際発送はEMSで行いました。郵便局で簡単にできるからです。また、送ってきた段ボール箱で、送られてきた状態そのままで送り返すのが便利です。

ただ、段ボールの外側には海外発送だからかペタペタいろいろ貼ってあって、EMSやアマゾンが混乱してもいけないので、それらを全部はがします。

ここで封をしてはいけません。

まず、Amazon.comにログインして、Your ordersから該当する注文を見つけ、その右側に黄色でReturn or replace itemsというボタンがあるのでそれを押して、後は返品理由等を選び、最後にSubmitを押して、返品リクエスト処理を完了させます。なお、商品によっては、Return(返品)ではなく、Replacement(交換)も選べるそうですが、私の買ったシューズはReturn一択でした。

そうすると、下記の返品用ラベルを所定の枚数プリントアウトして、貼ったり、中に入れたりして、商品を送り返せという画面が出てくるのでプリントアウトします。なお、この時点でアマゾンから自動メールが来て、返品リクエスト受け付けたので下記のラベルを貼って商品を送ってねというメールが来ます(ラベルの中身は当然同じ)。

個々の詳細を見てみます。

まず、紙の一番上は四角で囲われて2行書いてあります。

All items must be sent by Jan 1, 2020
訳)2020年1月1日までに全部送られなくてはならない。
※送られなくてはならないと書いてありますが、まあ必着と理解して間違いないでしょう。

Tell us about your return experience
訳)あなたの返品経験を伝えてね
※一瞬、これもしかして、送った後で「送ったよ」という報告をしろという意味かもなんて考えてしまったのですが、そうじゃなくて、アマゾンの好きな、商品はどうでしたか?的な、返品手続きはわかりやすかったかどうか等を報告してねという話だと思うので無視。

その後に4行からなる注意書きがある。

まずタイトル。
Additional Instructions for mailing your package
訳)商品を返送するにあたっての注意書き

Securely pack the items in a box
訳)箱の中に商品をしっかりとパッキングしてね。

Affix the mailing label squarely onto the address side of the parcel, covering up any previous delivery address and barcode without overlapping any adjacent side.
訳)返品用ラベルを小包の表側の面に丁寧に(斜めとかじゃなく)貼って、しかも前の配達時のラベルとかバーコードとかをしっかり覆い隠すようにして、かつ、貼った返品用ラベルの一部が小包の側面にはみ出すようなのはやめてね。
※たぶんこういう意味だと思う。

Use the address listed above and affix the appropriate amount of postage
訳)上に書いてあるアドレスを使い、さらに、所定の料金分の切手を貼ってね。
※上に書いてあるアドレスの意味がよく分からないし、EMSで送る場合は切手なんて貼らないので無視。

Ship package from your nearest post office or shipping company of your choice
訳)お好みに応じて、最寄りの郵便局なり配達会社から商品を送ってね。

そして、その下に4つ(正確には3種類4つ)の返品用ラベルが切り取って貼るように印刷されています。

まず、Commercial Invoice

Affix this to the outside of your return package
訳)これを小包の外側に貼ってね。

そして、もう一つCommercial Invoice

Give this invoice to the carrier you select to ship your return package. The invoice is required for customes. The carrier will not be able to return your package to Amazon without it.
訳)このインボイスをあなたが選んだ運送会社に渡してね。インボイスは税関で必要になります。これがないと運送会社は荷物をアマゾンに届けることが出来ません。

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どうやら比べてみると2つのインボイスは全く同じものです。ただ、上の二つの指示がよく分からない。2種類のインボイスがあるかのような指示の意味も良く分かりません。

インボイスとは税関を通る時に、品物の詳細を伝えるもので、ただの説明資料でしかないのですが、日本からアメリカに送る場合であれば、日本の輸出税関で1枚回収され、アメリカの輸入税関では2枚回収され、といった感じでどんどん回収されてなくなってしまうので、ビニールに複数枚入れて箱の横に貼っておきます。

したがって、箱に貼れとあっても、通常は、宛先ラベルのようにのりでペタッと貼るというよりは、ビニール袋に入れて貼ると解釈するのが普通かと思います。

そして、そのビニール袋は郵便局で普通にくれます。

ただ、その一方で、運送会社に1枚渡せと言うのがよく分かりません。

EMSであれば郵便局の受付でこれインボイスですと渡しても、ビニールに入れて箱の横に貼ってくれるだけです。郵便局の人がインボイスを受け取ることはないと思います(たぶん)。

つまり、1枚は貼って、もう1枚は運送業者に渡せと言う指示の意味がよく分からないわけです。

運送業者に渡すと、運送業者が商品種類や配達方法に応じて必要枚数をコピーしてビニールに入れて貼ってくれるというサービスを想定しつつ、万が一なくなった場合に備えて1枚はのりで箱に貼っておけ、という指示なのだろうか。

まあ、そこはよく考えてもわからなそうなので、ある意味めちゃくちゃですが、1枚をのりでペタッと箱に貼り、もう1枚は指示通り郵便局で受け付けの人に渡しました。そして、郵便局の人がビニールに入れて箱の横に貼ってくれました。

なんだかよくわかりませんが、結論としては、このやり方で滞りなく到着しました。

なお、インボイスはプリントアウトしただけではだめで、Carrier Tracking Number(追跡番号:EMSだと伝票の右上に印刷してある)、Carrier(EMSとかく)、Shipper Signature / Date(日付とサインを英語で書く)の3つは2枚とも手書きで書きました。

ここら辺の、税関とかインボイスとかの取り扱いは、自分が全然詳しくないのでよくわかりませんが、とりあえず上記でうまくいきました。

3枚目はReturn Mailing Label

Cut this label and affix to the outside of the return package.
訳)このラベルを切って小包の外側に貼ってね。

これは、要するに宛先票です。まあ、宛先は当然EMSの伝票に書きますから、それさえあれば届くはずなのですが、これを貼ったほうが、運送業者としては、下手くそな手書きを読み解くまでもなく「Amazonの返品か」と一発でわかるので間違いも起こりにくく便利なのでしょう。

なお、自分の住所を手書きで書き加える必要があります。

これは、そういうわけで、箱の外側の見やすいところにペタッと貼ります。

次に登場するのがReturn Authorization Label

Place this barcode and item description inside your return package (in case your mailing label gets damaged)
訳)このバーコード票を小包の中に入れてね(外側に貼った宛先票が破れちゃったとき用に)

これは大きなバーコードが書いてあるラベルで、このバーコードを読み取ることで、どの注文の返品物なのかが分かるのでしょう。

たぶん本来はこんな紙は不要で、何故かというと、上記の宛先票にもバーコードが書いてあって、それを読み取ればアマゾンとしてはどの注文の返品物なのかわかるようになっているからです。

しかし、運送中に傷ついたり剥がれたりして、読み取れなくなるかもしれないということで、そのバーコードだけのラベルも印刷して段ボールの中に入れろということでしょう。

このバーコード票を、アマゾンの人が箱を開けた時にすぐ目に入るように一番上に入れてから段ボールに封をします。

後はEMSの伝票を手書きで記入してペタッと貼るだけです。

EMS伝票の記入方法は下記にあります。
https://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/ems.html

お届け先は上記の宛先票をそのまま移せばよいだけです。都市名はKY、郵便番号は40165、国名はUSです。内容品の詳細な記載にPersonal Useと書くのだけは忘れないようにしましょう。

以上で郵便局にもっていき、これインボイスですと恐る恐る渡し(ビニールいれて箱の横に貼ってくれるだけ)、お金を払って終了です。

送って何日かすると、Amazon.comから、返品物が届いたので返金処理したよというメールが届いて、返品手続きは終わりました。

アマゾン側に問題がある場合だと、メールで伝票写真添付等して、カスタマーセンターに返送料金を伝えて、その分も返金してもらうということになるんでしょうが、今回はそこまではしていません(詳細は返品ポリシーに基づいて商品ごとにいろいろルールがあるのでしょうが)。

誰かの役に立てば。

もっとも、私はこれでうまくいったというだけで、自己責任でお願いします。上記のやり方で小包が途中で紛失しても何の責任も取れません。