にわかタックスヘイヴン1


最近パナマ文書関連でタックスヘイヴンという単語をよく聞きます。

このタックスヘイヴンのヘイヴンとはHaven、つまり避難港という意味ですから、タックスヘイヴン(Tax Haven)とは税金の嵐から逃れるための避難港的な国・地域という意味です。

しかし、結果として、税金が非常に安いかほとんどかからない地域を指すこととなり、ヘイヴンという英単語の意味もふつう知らなかったりしますから、ヘイヴンをヘヴンと勘違いして、タックスヘイヴン=タックスヘヴン=税金天国と勘違いしてしまう人も多いです。

そこで、ちょっと勉強した人の中には、「タックスヘイヴンっていうのは、ヘヴン(天国)ではなくヘイヴン(避難港)であって、税金天国の意味ではないのに、勘違いしちゃっている人も多いから困るよ!」なんて特に困りもしないのに熱く語ったりする人も多かったりします。

しかし、タックスヘイヴンは、フランス語圏ではParadis Fiscal(パラディ・フィスカル)、スペイン語圏ではParaiso Fiscal(パライソ・フィスカル)とも呼ばれ、パラディやパライソとは英語で言うパラダイス、つまり天国の意味ですから(厳密にはヘヴンとは違って理想郷のような意味かもしれませんが)、税金天国と呼ばれます。

個人的には、これらの税金天国的な、ズルさを喚起させる呼び方の方がしっくりきます。

税金避難港のような、さも当局の税金が嵐であり、節税対策として少し利用しているだけだ的な、やや肯定的な言葉で呼ぶのはどうかと思います。

如何にもアメリカあたりのコンサルが考えだしそうな言葉です。

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